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福島でかドージョー2023

会津大学 開学30周年記念イベント

2023年6月18日(日)、会津大学 開学30周年記念イベントの一環として、福島でかドージョー2023を開催しました。
主催は福島県内のCoderDojo 6団体。共催は全国高等学校パソコンコンクール実行委員会です。

来場者数は児童と保護者を含め203名、ボランティアスタッフも50名となる一大イベントとなりました。県内企業からの協賛は26社から頂きました。

ワークショップはいずれも満席であり、県内におけるICT教育への関心の高さがうかがい知れました。

タイムテーブル

10時から夕方5時まで、1日中プログラミングを楽しめる内容となりました。

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イベントの様子

Ninja 成果発表会

大講義室で自分の作品を発表しました。大講義室は大学の先生でも登壇に勇気がいるとの事。
日頃からDojoで発表を行っているせいか、チャンピオンの心配を他所に堂々と発表してくれました。

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音楽とプログラミングワークショップ

東京から講師を招き、Scratchを使った音楽の授業です。
きらきら星を自分流にアレンジしました。

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micro:bitカーリング

電子制御されたストーンを使いカーリング対決します。
プログラミング要素が盛り込まれており、戦略を考える必要がありました。リンクが無くてもカーリング競技を楽しめるのは、プログラミングならではです。

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AIワークショプ
小学生がAIを使ってじゃんけんゲーム作成に挑みました。

Scratchを使い、コンピュータにグー・チョキ・パーを機械学習させます。

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micro:bit maqueen
電子工作とプログラミングの融合講座です。
センサー付きの二輪走行ロボットカーをプログラミングで制御しました。

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ポケモンワークショップ

みんな大好きなポケモンを題材にしたScratchの授業です。初めてCoderDojoに参加する子も多く、親子でプログラミングを学びました。会津大学の実習端末を特別にお借りしました。

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特別講演:「ゲームプログラマーになるためには」

現役のゲームプログラマーであるCoderDojo二本松チャンピオンによる講演です。

憧れの職業になるための方法をNinjaに伝授。

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大人向け講座
保護者向けの講座も実施しました。Chat GPTにしりとりの概念を学習させます。
AIを使いこなすことを学びました。

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大抽選会

ドローンやテキストなど、豪華景品の抽選会を行って終了となりました。

抽選プログラムはメンターの大学生が作ってくれました。

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イベント動画

CoderDojo 喜多方 田村メンターがまとめ動画を作ってくれました。

アンケート結果

画像クリックで参加者アンケートの集計結果が開きます。
CoderDojo 白河 黒石チャンピオンがまとめてくれました。

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協賛企業

全26社。順不同。協賛金や抽選会景品などをご提供頂きました。

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謝辞

会津大学、全国高等学校パソコンコンクール実行委員会
会場の提供などイベントへの全面的なご協力を頂きました。誠にありがとうございました。
県民なら誰でも知っている会津大学ですが、訪れる機会はなかなかありません。

”楽しい”だけで終わるのではなく、その先にある専門教育の場を子供達に見せることができました。Ninja達にとっても大きな成長に繋がりました。

会津高校 電氣部、会津工業高校 IT研究部の皆さん

ボランティア参加ありがとうございました。小学生・中学生にとって高校生はとても身近なお兄さん、お姉さんです。大きくなったら今度は教える側に回りたいと思ってくれたかもしれません。

実現に向けて

でかドージョーの実現に向け、4か月間準備に費やしました。毎週2時間のオンラインミーティングに8000枚のチラシ配布、スタッフの手配、Tシャツの作成など運営はすべてボランティア。新型肺炎の5類移行前に企画を始めたので、本当に開催できるのか、みんな来てくれるのか開催直前まで不安を抱えていました。
準備はとても大変でしたが、たくさんの方と知り合え、地域企業からも協力を得られたことは県内のDojoにとって大きな財産となりました。

継続的支援のお願い

私たちは、子供たちがICT技術を学ぶことで、創造的で豊かな人生を歩んで欲しいと願っています。
 学校でもプログラミングが必修化されましたが、十分に授業が実施されているとは言い難い状況です。ICT教育が行える人材が不足していることも一因と考えています。
 CoderDojo ではIT企業に勤めるエンジニアやフリーランスなど、専門スキルを有した人材が子供達の指導にあたっています。高校生・大学生もボランティアとして関わっており、世代を超えた学びの場としても機能しています。

 CoderDojo憲章には「道場に参加する子ども達や、その保護者から料金(※1)を徴収しません」という理念が掲げられているため、運営費用や教材費は寄付で賄う必要があります。ボランティアには限界もあります。活動を継続・発展させるためには、個人だけでなく企業や行政からの支援も必要です。
 私たちの活動に賛同頂ける場合、ご支援をどうぞよろしくお願いします。

※1 料金とは参加費のことであり、例えば電子工作キットの代金やイベント中に提供するコーヒーやお菓子の対価として料金を徴収する事は認められています。