大戸小学校の6年生にmicro:bitの授業を行いました。
今回の授業、チャンピオンは講義をしていません!
先生は工業の高校生です。
サポート役も地元のPCクラブ(シニアサークル)の方たちにお願いしました。
CoderDojoは会津若松市と共に企画を立案し、高校生への指導を行いました。
会津若松市、工業高校、CoderDojo Aizu、大戸小学校、シニアパソコンクラブなどの多様な団体と多様な世代が「中山間地域のICT教育」という目的のために一丸となって取り組んだ事例になりました。
とはいえ、高校生がいきなり先生を務めるのは難しいので、2回ほど練習の場を設けました。テキストも、元になる資料を僕が作りましたが、自分で教えやすいように彼らにアレンジしてもらいました。
高校生が先生となることで、彼らにも成長して欲しいと願っての事です。
今回、以下のような学びの連鎖を実現できました。
① CoderDojo Aizuが高校生にmicro:bitを教える(10月に実施)
↓
②高校生がPCクラブ(シニア層)のメンバーにmicro:bitを教える(12月に実施)
↓
③高校生が小学校でmicro:bit講座を実施する。
シニア層がサポートする(今回)
先生役になってくれた高校生はCoderDojoにもメンターとして参加してくれるようになりました。
巻き込んで良かった。
講座の内容は赤、緑、黄色のLEDを制御して、自動車用信号機と歩行者用横断歩道を作るというものです。身近にあるものをプログラミングで再現するというのは子供たちも良い勉強になったようです。プログラミングが使われているのはSwitchやスマホだけじゃないんだよ。
先生役の高校生も練習の成果があり、とてもリラックスしていました。
楽しい雰囲気に会場が包まれ、子供たちも積極的に学びを深めていました。
最後は生徒同士で教えあうという、僕の理想の展開になってくれました。
「教えてもらう」という受け身の姿勢ではなく「学ぶ」という積極的な姿勢には「楽しい」という感情が大切だと考えています。
■講座実施のために集まった皆さんたち
会津若松市スマートシティ推進室、会津工業高校、大戸小学校、大戸PCクラブ、CoderDojo Aizu